チェ・ゲバムラの日記

脱犬の道を目指す男のブログ

突き抜けたいエンジニアはサービス志向型であるべき理由

今日はふいに雑感を書いてみる。

突き抜けたいエンジニアとは

突き抜けたいエンジニアとは、世の中のエンジニアより相対的にマーケティング視点を持ち、
技術にこだわらずビジネスを成功させることに注力出来るエンジニアである。
と、勝手に私なりの定義をさせて頂く。


マーケティング視点を持ちという点に関しては、自らビジネスをやったことがある人ならわかると思うが、
自分自身の力でお金を稼げるかどうかである。
どれだけプログラムを綺麗にかけたとしても、
どれだけ頭が良くても、
どれだけ素敵な企業に勤めていても、
どれだけ開発経験があっても、
結局の所、結局は利益を出したやつが偉い。



サービス志向型と技術思考型

一部の界隈では(?)
エンジニアは
・サービス志向型
・技術志向型
などと分けられるらしい。

試しに「サービス志向」「技術志向」「エンジニア」でぐぐってみるとこんな記事がヒットした。
www.bokukoko.info


試しに今自分でぐぐってみてほしい。
結果はなんでもいいが、今目の前にある検索結果は、このブログを見ている方は既に見ているかもしれない。

先に結論から言うと、私はサービス志向型エンジニアだと思う。
上記のブログの方と同じだが、別にだからといってポジショントーク的にPickupしたわけではないので一応お断りしておく。

こんな記事を書いておいてなんだが、別にどちらが優れているとか、そういう話がしたいわけではない。
実際のところ、技術志向型の人間の方が、技術力が高い傾向にあるのは間違いないと思う。
それもそのはず、技術志向型の人は目的が技術だからそもそも目指している方向が違う。

他の方は知らないが、少なくとも私はまずビジネスを考えてから、最適な手段として技術を使うことの場合になって初めてそれに必要な技術を学ぶ方が、ただ勉強をするよりもモチベーションが圧倒的に高い。
うまくいくかはわかんないけど、これやったら皆使ってくれるんじゃないか?
これ作ったら皆楽しんでくれるんじゃないか?
なんてことを想像しているだけで楽しくなるし、早く作りたくなってアドレナリンが出てきて、ヤキモキしてくるくらい。

もちろん技術を学ぶのも好きだし、最近のトレンドは一応追っている方だと思うし、フロント、バックエンド、クラウドとなんでも興味あるし、それなりのことは出来ると自負している。
ただ「トレンドだから勉強しておこう」みたいなものにはなかなかハマりづらいというか勉強するモチベーションが続きづらい。
目的が技術を学ぶことではなく、サービスを成功させることだから当然といえば当然だ。

まとめ

サービス志向の人間が技術志向の人間をまとめている、いわゆるマネージャーとなっている組織やチームは、
おそらく満足度が高いのではないかと思う。

あくまで私の所感ではあるものの、マーケティング視点を持ったエンジニアは、世の中においてかなり少ないと思う。
少ないということはつまり、希少価値が高いことでもある。
また企業は基本的に利益を上げたいわけで、エンジニアに作らせたサービスなり技術を売るのが目的である。
ということは単にもっと新しい技術知りたい!という技術志向のエンジニアよりも、
最終的な目的が同じ、売ることにこだわったエンジニアの方が魅力的に見えることのほうが多いだろうし、
独立して自分のビジネスをやるということもやりやすいだろう。

ただし上述した記事にもあったとおり、どちらかというと大企業な規模感のエンジニアだとマーケティングなんていってないで
さっさと手を動かせという技術志向型の人間を欲しがるような気はする。